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戦国 合戦の死傷者数? [戦国]

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戦国ドラマは合戦シーンが見どころ。

大河ドラマも合戦シーン放映時には視聴率がアップするそうです。

 

数万の軍勢が入り乱れての乱戦、討死するものの数は数百、数千・・・

川中島の戦いや長篠合戦などでは、敵味方数万の軍勢が投入され、

おびただしい死傷数がでた。

 

どうも‘人数’が多すぎるような気が・・・

 

「戦国大名の領国はぶどうの房のようなもの」

「君(くん)は舟、臣は水」

 

上の二つは戦国関連の本で記述されることが多い戦国大名について

のたとえです。

「一粒一粒のぶどうの実があり、それが一房のぶどうをつくっている」

「家臣(水)があるから大名(君)は舟となれる」

 

戦国の世(信長、秀吉の統一政権前)の大名の家臣たちは、大名の配下

ではあっても、実態はゆるやかに組織された同盟者のニュアンスが強い

ようです。

 

謙信.jpg

 

 

あの越後の虎、上杉謙信ですら領国内の家臣の統制に大いに苦心して

います。

 

多くの場合彼らが合戦に参戦する理由も、それが利を得る機会である

ことが前提条件となります。

つまり大名が「者ども、突撃!」と叫んでも、配下の者どもは時には

その命令に従わず、戦況不利ならば、戦場から簡単に離脱して

しまいます。

 

一方、大名にとっても家臣の死傷は大きな痛手です。

 

また単純に戦国時代の人口数の観点からも、合戦の参加人数、死傷者数

が多すぎる気がします。

 

16世紀末ごろの、日本人の正確な人口数はもちろんわかりませんが、

おおよそ1,200万人から1,300万人と言われています。

(ちなみに江戸時代前期の17世紀に日本人の人口は急増、18世紀初頭

には3,000万人を超えています)

 

戦国の軍勢は、兵農未分離の時代ですから人口当たりの合戦への参戦率

は高かったかもしれません。

それでもやはり現在の約10分の1の人口数ですから。

 

どうも‘人数’が多すぎるような気が・・・


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suhr0045

それは僕も感じてました
三國志なんかでも思ってました
医療の発達していない時代で「多過ぎだろ~」と。
by suhr0045 (2013-12-12 20:27) 

アナログ侍

suhr0045さん
コメントどうも有難うございます。
そうですよね。多過ぎかなって思いますよね。
by アナログ侍 (2013-12-12 20:58) 

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