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山手線の中の幕末人 [幕末 江戸]

 

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今日山手線に乗りました。
前の席に座った若いジーンズ、パーカー姿の男性が幕末期の人のようでした。

奇兵隊2.png

長州奇兵隊のグループ写真の中に彼が写っていても何の違和感もありません。和装して刀を差せばそのまま奇兵隊隊員の誕生です。彼に限らずそのまま服、髪型を変えれば幕末写真に写りこんでいても全く違和感のない人はいます。

今年初夏に上野の科学博物館で開催された江戸人展に行ったのですが、庶民と上流貴族つまり武士階級の人達の残された人骨の形状差に驚きました。生活習慣が特にそのまま顔の様相に現れます。やはり殿様顔ってあるんですね。食習慣の差でしょうか。一様に鼻梁が高くやや細長めのどちらかといえば線の細い顔です。今に残された幕末諸藩の殿様の顔はやはりどことなく似ている感じです。一方展示されていた江戸庶民の人骨には激しい肉体労働の痕跡が明確に残されていました。
残された写真、人骨からの復元で江戸後期、幕末期の人々の雰囲気を多少は想像できます。

山手線の乗客の中に勝手に幕末人を発見してにんまりすることもできます。時代を遡り、戦国期の人々の姿、顔状を皆さんは想像できますか?

もし仮に黒田官兵衛がスーツを着て、半沢直樹のような髪型をして大手町あたりを歩いていたら、すぐに全体から醸し出す違和感に気づくしょうか?

あるいは、ただ横を通り過ぎてしまうでしょうか?

 


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