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山岡鉄舟と清水次郎長 [幕末 江戸]

幕末の著名人物の名言集読んでいます。

山岡鉄舟が東海一の大親分清水次郎長に向け揮毫した言葉

がいいですね。

 

明治元年9月に房州沖で破船し清水湾に修理のため停泊中の幕府旗艦咸臨丸が

官軍側の攻撃を受け幕軍兵士に死傷者が出た。

 

東海一の大親分清水次郎長は港湾内に浮かぶ‘逆賊’幕軍兵士の遺体を手厚く葬った。

官軍の目を恐れた駿府藩役人がこの親分の行為を咎めると、親分は「死ねば仏さ、

仏になったら官軍も幕府もないさ」と啖呵をきったそうです。

 

駿府藩大参事山岡鉄舟はこの親分の態度に感服、両者の親交が深まります。

 

後年、次郎長親分が山岡鉄舟に「山岡先生、悟りとは?」と

問いかけます。

山岡鉄舟答えて曰く「精神満腹」。

 

山岡鉄舟が揮毫した書は清水にある親分の菩提寺梅陰禅寺に

展示されています。

 

山岡鉄舟.jpg

 山岡鉄舟

 

次郎長親分は「坂の上の雲」でも有名な軍神 広瀬武夫中佐とも

親交があり、広瀬中佐は親分の若かりし頃の武勇伝を喜んで聞いていたそうです。

広瀬中佐が親分に「親分、喧嘩で相手に勝つ方法は?」と尋ねると、

親分は「一にも二にも肝っ玉一つさ」と答えたそうです。
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